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easyMarkets、TradingViewでの取引が可能に

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update 2023.03.23 11:14
easyMarkets、TradingViewでの取引が可能に

update 2023.03.23 11:14

オリジナル性の高いサービスを提供するのが特徴である海外FX業者easyMarkets(イージーマーケッツ)は2021年10月11日、チャート分析ツールTradingView(トレーディングビュー)とeasyMarketsの取引口座を直接接続できるサービスの導入を発表しました。

これにより、easyMarketsでは、オリジナルモバイルアプリを含めて4種類の取引プラットフォームでトレードできることになります。

  • Webサイト上の独自プラットフォーム
  • オリジナルモバイルアプリ
  • MetaTrader4
  • TradingView

高機能のチャート分析機能を持っているTradingViewと接続できることを望むユーザーは少なくない状況ですが、現状対応している海外FX業者は少数です。easyMarketsは他社に先駆けてサービスをリリースしました。

TradingViewから直接取引できる

今回の機能追加によって、TradingView(トレーディングビュー)とeasyMarkets(イージーマーケッツ)のアカウント接続が可能となり、TradingViewのチャート画面から直接取引ができるようになりました。

これまでもeasyMarketsは、Webプラットフォーム上で埋め込み式のTradingViewチャートを提供してましたが、チャート分析機能のみに限定されていました。今回のアップデートにより、TradingViewの全機能を利用しながら、easyMarketsでトレードできるようになります。

TradingView画面
TradingView画面

TradingViewのメリット

TradingViewの代表的なメリットは以下のとおりです。

  • 直感的な操作が可能
  • 豊富なチャート分析ツール
  • 多数のインディケータが利用できる
  • 他のデバイスと同期できる

TradingViewはチャート分析機能に特化した取引ツールで、直感的な操作が可能で初心者でも扱いやすいことから利用するユーザーが急激に増加しました。ハーモニックパターンやヘッドアンドショルダー、出来高プロファイル(有料版)など、豊富なチャート分析ツールが利用できます。

搭載されているインディケータの種類も100種類以上と豊富な他、世界中の開発者が作成したカスタムインディケータも数千種類以上公開されており、簡単にチャートに表示できます。

PC版で利用できる機能がモバイル版では一部制限されるMetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)と異なり、同期した全てのデバイスで同じ機能が利用できることが特徴です。

機能は一部制限される

基本的な取引機能はTradingView経由で操作可能ですが、easyMarketsが提供する独自サービスは一部利用できません。easyMarketsの独自プラットフォームとTradingViewから直接取引する場合の違いは以下のとおりです。

表はこちらからご覧ください。

独自プラットフォーム TradingView
dealCancellation 可能 不可
easyTrade 可能 不可
フリーズレート 可能 不可
確認できるチャート 自社取扱商品のみ閲覧可能 TradingViewのチャート全て閲覧可能
最大レバレッジ 200倍 200倍
チャートの共有 不可 可能

dealCancellation

独自プラットフォーム TradingView
可能 不可

easyTrade

独自プラットフォーム TradingView
可能 不可

フリーズレート

独自プラットフォーム TradingView
可能 不可

確認できるチャート

独自プラットフォーム TradingView
自社取扱商品のみ閲覧可能 TradingViewのチャート
全て閲覧可能

最大レバレッジ

独自プラットフォーム TradingView
200倍 200倍

チャートの共有

独自プラットフォーム TradingView
不可 可能

easyMarketsのユニークな機能は、easyMarketsが提供するプラットフォーム限定の機能であり、TradingViewでは使用できません。一方、豊富な銘柄のチャート表示、アラート機能、カスタムインディケータなどはTradingView上でのみ利用可能です。

また、独自プラットフォームとTradingViewは最大レバレッジ200倍ですが、MetaTrader4はレバレッジ400倍を提供しています。

TradingViewの利用方法

TradingView(トレーディングビュー)から直接取引を行うためには、easyMarkets(イージーマーケッツ)とアカウント接続をする必要があります。

easyMarketsの取引口座だけでなく、TradingViewのアカウントも必要ですので、アカウントを保有していない人は先にアカウント開設を行ってください。なお、アカウント接続はページ右上から登録できるTradingViewの無料アカウントでも可能です。

TradingViewアカウント開設ページを開く link
TradingView無料登録
TradingView無料登録

アカウント接続方法

手順1

ログイン後、トップページのメニューから「チャート」をクリックします。

TradingViewのチャートメニュー
TradingViewのチャートメニュー

手順2

「トレードパネル」タブを選択し、右下の詳細表示マークをクリックします。

右下の3つの白丸をクリック

手順3

アカウント接続できるFX業者の一覧が表示されますので、一覧からeasyMarketsを選択してください。

接続できるFX業者一覧

手順4

easyMarketsとの接続画面が表示されるので、中央の「続ける」をクリックしてください。

easyMarketsへの接続画面

手順5

easyMarketsのログイン画面に遷移しますので、登録メールアドレスとパスワードを入力してください。ログインが完了すると、自動的にTradingViewとの接続が開始されます。

easyMarketsのアカウントログイン画面

取引方法

easyMarketsのアカウント接続に成功すると、「トレードパネル」タブに「easyMarkets」と表示されますので、右側にあるメニューバーから「注文パネル」をクリックします。

接続後のTradingView画面

右側に注文パネルが表示されます。このパネルから、成行注文や指値注文を出すことができます。

注文パネルの表示

TradingViewはMetaTrader4よりも直感的に操作ができることから多くのトレーダーが利用しています。

しかし、TradingViewから直接取引できる主要なFX業者は少なく、XMTrading(エックスエムトレーディング)やTitan FX(タイタンエフエックス)なども導入していません。チャート分析をTradingViewで行い、発注は各FX業者のツールで行うというユーザーも多かったですが、今回easyMarketsがアカウントを接続できるようになったことで利便性が向上したといえます。

easyMarketsの独自サービス

easyMarkets(イージーマーケッツ)は、独自のサービスを提供する海外FX業者として知られています。easyMarketsが提供する代表的なサービスは以下の3つです。

  • dealCancellation
  • フリーズレート機能
  • easyTrade

これらのサービスは、easyMarketsのウェブプラットホームおよびアプリ版で提供されており、TradingView(トレーディングビュー)上では設定できません。

dealCancellation

dealCancellationとは、損失が出ている取引を帳消しにできる独自のサービスです。エントリーするときに、dealCancellationをONに設定後、1時間・3時間・6時間から任意の時間を選択し、時間内であれば取引をキャンセルすることができます。

dealCancellation
dealCancellation

dealCancellation機能の利用には、手数料が必要です。ポジションサイズと有効期間の長さによって手数料が異なります。

米国雇用統計など事前に大きなボラティリティが予想されているときに利用できます。

フリーズレート機能

フリーズレートとは、売買画面に表示されている「フリーズレート」を選択すると3秒間レートをストップすることができます。

この機能は無料で、一日に何度も使用できるため、主にスキャルピングで利用できます。3秒間だけではありますが、そのレートでエントリーするかどうか検討するための時間を伸ばす目的で利用できます。

フリーズレート機能
フリーズレート機能

easyTrade

easyTradeはバイナリーオプションと通常のFX取引を組み合わせたような独自のサービスです。

「危険保険金」を支払い、1・3・6時間の中から任意の期間を選択します。その後、設定時間までポジションを保有します。損失は支払った危険保険金の金額に限定されるという点と、判定時間が決まっている点でバイナリーオプションと似ていますが、利益に上限がないという点で通常のFX取引と同様の要素も含まれます。

表はこちらからご覧ください。

easyTrade

最大利益 利益に上限なし
最大損失 危険保険金

バイナリーオプション

最大利益 利益は一定
最大損失 オプション購入額
easyTrade バイナリーオプション
最大利益 利益に上限なし 利益は一定
最大損失 危険保険金 オプション購入額
point 損益ターゲット機能追加

2021年8月、easyTradeに「損益ターゲット機能」が追加されました。これにより、設定期間内に目標価格に到達すれば、自動的にクローズされます。easyTradeはオプション取引の一種であるものの、利益決済価格が設定できるようになったことで、FX取引のような側面も併せ持つことになりました。

easyMarketsは独自サービス路線を貫く

easyMarkets(イージーマーケッツ)は、他の海外FX業者に先駆けてTradingView(トレーディングビュー)と直接接続できるサービスの提供を開始しました。先行してサービス提供に乗り出したことは、dealCancellationやフリーズレート機能など、各種の独自サービスを提供しているeasyMarketsならでは動きともいえます。

TradingViewの利用人口は全世界で1,500万人おり、チャート分析機能としての使いやすさから、これからも注目が高まっていくことが予想されます。

今後、easyMarketsを皮切りにXMTrading(エックスエムトレーディング)や他のFX業者も後に続いていくのか、海外FX業者の動向に注目が集まります。


Date

作成日

2021.11.11

Update

最終更新

2023.03.23

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