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信頼できる海外FX情報の見極め方|公式サイトと比較サイトの違いを解説

信頼できる海外FX情報の見極め方|公式サイトと比較サイトの違いを解説

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New update 2025.04.10 13:06
信頼できる海外FX情報の見極め方|公式サイトと比較サイトの違いを解説

update 2025.04.10 13:06

ネット上にはさまざまな海外FXに関する情報が出回っており、どのサイトやSNSアカウントを参考にすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

海外FXの情報は、FX業者が発信しているものと、第三者が発信しているものの大きく2つに分けられます。取引条件などの情報は、業者の公式サイトで確認できます。客観的な業者の評価を知りたい場合は、第三者が運営する比較サイトを利用するなど、目的に応じて情報源を使い分けると効率的に情報を集められます。

ただし、海外FXに便乗した詐欺業者が存在することもあるため、信頼できる情報源を利用することが大切です。本記事では、FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違い、そして信頼できる海外FX情報の見極め方をご紹介します。

海外FX情報はどこから来る?3つの主な情報源

海外FX情報が発信されている主な媒体として以下の3つが挙げられます。

  • 業者の公式サイト(=オウンドメディア)
  • 第三者が運営する比較・レビューサイト
  • SNS・YouTube・インフルエンサー

まずは、各媒体の特徴を解説します。

業者の公式メディア(=オウンドメディア)

オウンドメディアとは、企業が自社で所有し運営しているメディアのことです。主要な海外FX業者の多くは、オウンドメディアである公式メディアを所有しています。公式メディアには、取扱銘柄やレバレッジなどの取引条件のほか、キャンペーン情報をはじめとした最新情報も掲載されています。

海外FX業者の公式メディアの中には、サービスの紹介にとどまらず、FXの基礎知識や取引手法などを解説する記事を積極的に公開しているところもあります。例えば、FXON(エフエックスオン)の公式メディアでは、取引条件やキャンペーン情報に加えて、初心者トレーダーに役立つ情報をブログ形式で発信しています。

FXON公式サイト

オウンドメディアは、ブローカーが自ら運営しているサイトであることから、取引条件やサービスに関する最も信頼性の高い情報を得られる媒体といえるでしょう。

第三者が運営する比較・レビューサイト

海外FXをテーマにした比較サイトやレビューサイトでも、業者の情報を集めることができます。ブローカーのオウンドメディアでは、基本的に自社と関連する情報を掲載しているのに対して、比較・レビューサイトでは紹介する業者に制限はありません。

客観的・中立的な情報を発信できる点が、第三者が運営するサイトの特徴です。大手の比較サイトであれば、信頼できるブローカーかどうか調査した上で、情報を掲載するので詐欺まがいの海外FX業者を利用してしまうリスクも避けられるでしょう。

当サイト「Myforex」もブローカー以外の第三者が運営するサイトで、FX業者の評価やニュースを掲載しています。

SNS・YouTube・インフルエンサー

SNSやYouTubeも海外FXの情報収集に活用できます。XやYouTubeで海外FX関連の情報を発信しているインフルエンサーも存在しており、実際にブローカーを使用した感想など、リアルな情報を見つけられます。

Xではリアルタイムの情報をチェックできるため、経済指標の結果を素早く確認したい時や、取引サーバーに障害が発生していないか知りたい時などに活用できます。

ただし、最近ではSNSを悪用した詐欺行為も行われているため、信頼できるアカウントかどうか慎重に判断することも大切です。2023年に発生したAssassinFX(アサシンエフエックス)の事例では、SNSを利用した勧誘が行われていました。

海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違い

海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトには、運用目的や中立性、収益源などの違いがあります。これらのサイトの違いを把握しておくと、知りたい情報に合わせてどちらをチェックすべきか判断しやすくなるでしょう。

海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違いを解説します。

オウンドメディアは業者のマーケティングの一種

海外FX業者がオウンドメディアを運営する目的は、主に「自社の集客」と「イメージアップ」です。

ブローカーの公式サイト・オウンドメディアでは、Web広告による集客のほか、SEOと呼ばれるGoogleなどの検索エンジンを利用した手法で集客を行っています。SEOでは、自社の見込み客が検索するであろうキーワードに対応する記事を用意しておき、検索エンジン経由でサイトへのアクセスを集める手法です。

オウンドメディアでの集客

オウンドメディアによるSEOを用いた集客では、Web広告のような出稿料がかかりません。検索結果ページの上位に記事が表示されれば、記事の制作費だけでアクセスを集められるため、費用対効果の高い集客が可能です。

また、オウンドメディアによる集客を成功させるには、ユーザーのニーズに合わせてコンテンツを制作する必要があります。役に立つ情報を継続的に発信することで、「質の高い情報を発信する会社」「信頼できる会社」といったイメージをユーザーに印象付ける効果も期待できます。

一方で、自社にとって都合の良い情報発信が中心となるため、客観的な情報を知りたい場合は、第三者のサイトで確認したほうが良いでしょう。

比較サイトは中立性のある記事が多い

海外FX業者以外の運営者によって運用されている比較サイトでは、主にSEOでアクセスを集めています。比較サイトでは業者にとって都合の悪い情報も掲載できるため、中立的な立場から情報発信が可能です。ユーザー目線での記事が多く、ブローカーのオウンドメディアでは触れられていない情報が掲載されていることもあります。

ただし、比較サイトとFX業者のオウンドメディアでは、収益モデルが異なっている点に留意しておく必要があります。FX業者がFX事業の収益でオウンドメディアを運営しているのに対して、比較サイトの収益源はFX業者から支払われる広告収益です。

比較サイトの収益源

収益が発生する細かな条件はFX業者によって異なりますが、比較サイト経由で読者が口座を開設し、取引を開始すると収益の一部が比較サイト運営者に支払われます。広告収益は海外FX業者ごとに異なり、収益の単価が高い業者を紹介したほうが、効率的に売り上げを伸ばせる構造になっています。

そのため、比較サイトや記事によっては、収益の高いFX業者へ誘導するために表現を誇張したり、特定のブローカーを魅力的に見せるために、評価にバイアスがかかっている場合もあるため注意が必要です。

広告色の強い記事と中立的記事を見極めるポイント

海外FX業者の客観的な情報を知りたい場合、比較サイトなどの中立的な記事を参考にすると良いでしょう。しかし、先述のとおり、比較サイトの収益源は広告収益であるため、IBメディアによっては中立性に欠ける情報を発信している可能性があります。

海外FXの記事を読む際は、以下の点をチェックしましょう。

  • 紹介している海外FX業者に極端な偏りがないか
  • デメリットにも言及しているか
  • 評価の根拠となるデータが掲載されているか

中立的な記事を見極める3つのポイントを解説します。

紹介している海外FX業者に極端な偏りがないか

比較サイトが特定のFX業者を持ち上げる記事ばかり公開していないかチェックしてみましょう。

比較サイトが一部の海外FX業者ばかり取りあげている場合、広告収益が高い業者を選んで紹介している可能性があります。特に海外FXをこれから利用する初心者が、1つの比較サイトだけで中立な記事を掲載しているメディアかどうか判断することは困難です。

ブローカーの客観的な評価を調べたい場合は複数の比較サイトをチェックして、中立的な情報を発信しているサイトか見極めることが大切です。

デメリットにも言及しているか

海外FXの利点は高いレバレッジやボーナスの提供など、国内FXよりも自由度の高いサービスを提供できる点です。業者ごとに特色のあるサービスを打ち出すことで、他社との差別化を図っています。

例えば、大手海外FX業者のExness(エクスネス)では、狭いスプレッドでレートを配信しています。一方で、口座開設ボーナスを提供していないため、お試しで利用したい時も自己資金を用意しなければなりません。

そのため、Exnessの取引環境とサービスは、取引環境を優先したいトレーダーには適しているものの、ボーナスを活用しながら取引したいトレーダーには不向きといえるでしょう。

トレーダー目線でメリットとデメリットの両方を紹介しているかも、中立的な記事かどうか判断する上でチェックしておきたい大事なポイントです。

評価の根拠となるデータが掲載されているか

比較サイトでは、独自の視点や調査に基づいて海外FX各社を評価しています。

例えば、ランキング形式でおすすめの海外FX業者を紹介する記事は、比較サイトにおける定番のコンテンツです。しかし、順位の決定基準が明示されていない記事も少なくありません。順位付けの根拠となるデータが公開されていない場合、特定の業者を恣意的に上位に掲載している可能性があり、情報の中立性を読者が判断するのは難しいと言えるでしょう。

中立的な情報を発信している比較サイトでは、トレーダーにアンケートを実施したり、各ブローカーのサービスに点数をつけて総合得点を算出するなど、客観的な方法で順位を決定しています。

比較サイトの評価をそのまま信じるのではなく、必ず評価の根拠となるデータが提示されているかどうかも確認しましょう。

海外FX業者のメディア担当者へインタビュー

当サイトでは、FX業者のオウンドメディア担当者に対して、ブローカーのオウンドメディアが台頭してきたことにより、従来の第三者が運営するメディアの集客が難しくなるのではないかという意見について、どのように考えているのかインタビューを行いました。

ブローカーが自社メディアとして発信する情報と、第三者の視点を持つメディアが提供する情報は、役割が異なるため共存できると考えています。

オウンドメディアはあくまで自社のブランディングの一環であり、トレーダーにとって「公平な情報」「客観的な比較」を求める比較サイトのようなメディアのニーズは引き続き高いのです。

IBメディアは独自の切り口や市場分析、より高度な教育コンテンツを提供することで差別化が可能であり、その点自社メディアは、そこまで尖った、斬新なアイディアで勝負することは現実的には難しいです。

時代はどんどん加速しながら変容していき、近い将来はまた新しいムーブメントが起るのだろうと考えています。自社メディアの場合はそのような時代の変容に迅速に対応することは難しいと感じています。

そのため、よりよい情報が増えることで海外FXユーザーの母数が広がっていくチャンスであると感じています。今後は外部のメディアとの強い連携が必要であると感じており、今後もより一層強いお付き合いをさせていただけたらと考えています。

海外FX業者担当者メール - より引用

今回インタビューに応じた担当者は、海外FX業者のオウンドメディアと第三者が運営するIBメディアでは、それぞれ役割が異なるため、共存は十分に可能だと語りました。

ブローカーが運営するオウンドメディアは、その性質上、読者にとって客観的なコンテンツを提供するのが難しいとされています。一方で、IBメディアの強みは、トレーダー目線で中立的な情報を発信できる点にあります。

インタビューの内容を踏まえると、海外FX業者のメリットだけでなく、デメリットや注意点といった業者側が発信しにくい情報を取り上げることが重要です。また、独自の視点によるブローカー評価など、特徴的なコンテンツを発信できるかどうかが、今後のIBメディア運営におけるカギになるでしょう。

メディアごとの立ち位置や方針が明確であれば、トレーダーにとってもどのサイトを参考にすればよいか判断しやすくなり、情報収集の効率も高まるはずです。

信頼できる情報を得るために各メディアの違いを見極めよう

ネットでFX情報を集める際は、各メディアの特徴を理解し、目的に合った媒体を使い分けることで、効率よく有益な情報を得られます。

海外FX業者のオウンドメディアは、ブローカー自身が発信しているため、取引条件やサービス内容を知りたいときに最も信頼できる情報源です。一方、第三者が運営するIBメディアは、トレーダー目線でのレビューや比較を通じて、客観的な情報を提供するのを得意としています。また、リアルタイムの情報を得たい場合は、X(旧Twitter)などのSNSが便利です。

ただし、IBメディアやSNSで情報をチェックする際は、その内容が信頼できるものかどうかを慎重に見極める必要があります。特にSNSでは噂や不確かな情報が広まりやすいため、情報を鵜呑みにせず、自分で事実を確認する意識も大切です。

各メディアの違いを理解し、目的に応じて適切に使い分けましょう。


Date

作成日

2025.04.09

Update

最終更新

2025.04.10

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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