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JPモルガン、ビットコイン価格の落ち込みを懸念

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update 2022.04.20 12:27
JPモルガン、ビットコイン価格の落ち込みを懸念

update 2022.04.20 12:27

後数ヶ月間でモメンタムが低下する可能性

大手投資銀行のJPモルガンは、ビットコイン(Bitcoin)先物の精算が急増している事実に触れ、ビットコイン価格の落ち込みを懸念していると伝えた。[1]

今月18日にビットコイン価格が約15%急落して以降、ビットコイン価格(BTC/USD)は低調な値動きを示している。これに対してJPモルガンのストラテジストであるNikolaos Panigirtzoglou氏は、昨年の1月中旬や2月中旬、11月末と同様にビットコイン先物の精算が急速に増加していると説明し、今後数ヶ月間でビットコイン価格のモメンタムが低下する可能性があることを示唆した。Panigirtzoglou氏によると、実際に仮想通貨市場ではビットコインファンドへの資金流入が弱まってきているという。

現在、ビットコイン価格は5万4,000ドル台を推移しており、年初から90%プラスとなる水準に達している。加えて、ビットコインの時価総額は1兆3,000億ドルを超え、仮想通貨市で約50%の占有率を維持している状況だ。ビットコインアナリストのWilly Woo氏は、時価総額1兆ドルのラインがビットコイン価格にとって重要な支持線になっていると述べた。

今年に入ってから、仮想通貨市場は時価総額が2兆ドルを突破して盛り上がりを見せているが、基軸通貨であるビットコインはどのように推移していくのか、今後も同仮想通貨の動向を見守っていきたい。

release date 2021.04.23

出典元:

  1. YouTube(CNBC Television)
    "J.P. Morgan global market strategist on bitcoin outlook"

    https://www.youtube.com/watch?v=HUkmusQyTY0

ニュースコメント

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ビットコイン価格の長期的な上昇を予想する米大手投資銀行


仮想通貨市場で機関投資家の需要が拡大していることを受け、JPモルガンはビットコイン価格が長期的に13万ドルをターゲットにすると予想している。これに加え、競合のシティバンクはテクニカル分析の観点から、ビットコイン価格が強力な上昇チャネルの中にあると説明し、今年末までに31万8,000ドルに到達する可能性があると主張しているという。中にはメトカーフの法則(ネットワークの価値がシステムに接続するユーザー数の2乗に比例するという法則)に基づいて計算した場合、ビットコインの適正価格は2万2,000ドルを超える程度だと予想するアナリストも存在するが、米大手投資銀行は軒並み楽観的な見解を示しているようだ。最近ではモルガンスタンレーがビットコインファンドの取り扱いを開始するなど、金融業界での動きが活発になってきているが、仮想通貨市場はどのように変化していくのか、今後もその展開に注目していきたい。


Date

作成日

2021.04.23

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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