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バイナンス、決済企業のKoinalとの提携を発表

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update 2021.08.31 15:29
バイナンス、決済企業のKoinalとの提携を発表

update 2021.08.31 15:29

クレジットカードによる仮想通貨購入をサポート

大手仮想通貨取引所のBinance【以下、バイナンスと称す】は、ロンドンに拠点を置く決済企業のKoinalと提携し、クレジットおよびデビットカードを利用した仮想通貨の購入をサポートすることを今月25日に発表した。[1]

このパートナーシップの成立により、バイナンスのユーザーはクレジットおよびデビットカードを利用して同社の取引口座に法定通貨で資金を入金し、仮想通貨を購入することが可能になるという。これでバイナンスは銀行送金と合わせて世界175カ国で流通する現地通貨での決済をサポートすることとなり、ビットコイン(Bitcoin)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、イーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)、リップル(Ripple)を対象とした仮想通貨取引サービスの拡大を試みるようだ。

バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏と、Koinalでセールス部門の責任者を務めるCaroline Holst氏は、今回のパートナーシップに関してそれぞれ以下のようにコメントしている。

仮想通貨を普及させるには、法定通貨と仮想通貨の自由で容易な両替が重要だと言えるでしょう。ブロックチェーン業界が成熟するにつれ、2つの金融システムを繋ぐ必要性が高まっているのです。バイナンスは仮想通貨取引に参加するための最も簡単な方法を提供したいと思っています。インフラレベルでは、対応できる通貨ペアを拡大するために、法定通貨と仮想通貨を繋ぐゲートウェイの更なる開発を進める予定です。

Changpeng Zhao, CEO of Binance - Binance Blogより引用

バイナンスにクレジットカード決済のチャネルを提供し、何百万人ものユーザーに対して仮想通貨取引への扉を開くことを喜ばしく思っています。我社は世界的なバイナンスコミュニティに簡単で安価な仮想通貨の購入手段を提供することになるでしょう。

Caroline Holst, Head of Sales at Koinal - Binance Blogより引用

今年初めにバイナンスはクレジットカードでの仮想通貨購入をサポートするためにSimplexと提携したことに加え、同社の仮想通貨ウォレットにも同様の入金手段を追加している。グローバル市場への進出を狙うバイナンスは、米国でも仮想通貨と法定通貨の通貨ペアを提供する準備を整えているようだが、今後も同社の取り組みには注目していきたい。

release date 2019.09.26

出典元:

ニュースコメント

金融システムとの統合が進む仮想通貨

現在、世界的に仮想通貨市場の規制環境が整備されつつあるのと同時に、多くの企業がブロックチェーン技術を採用し始めていることから、既存の金融システムと仮想通貨の統合が進んでいるようだ。例えば、今年6月には大手クレジットカード会社のVISAが企業間クロスボーダー決済システムをリリースしたことを発表し、ブロックチェーンを活用した送金ソリューションを世界30カ国以上に展開している事実が明らかになった。反対に、仮想通貨関連企業も既存の金融システムを取り込むことに意欲的で、オンラインペイメントサービスのビットウォレットはApple Payを導入しており、仮想通貨による決済と併せて支払い機能の強化を図っているという。一部の予想ではFacebook(フェイスブック)のリブラ(Libra)など、世界的なステーブルコインの台頭で仮想通貨の影響が更に拡大すると言われているが、今後も仮想通貨市場の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2019.09.26

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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