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Trade.io、新たなFX取引プラットフォームをリリース

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update 2021.08.31 15:27
Trade.io、新たなFX取引プラットフォームをリリース

update 2021.08.31 15:27

130種に及ぶFX、CFD商品の取引が可能に

スイスを拠点にブロックチェーン技術を基にした取引プラットフォームを提供するTrade.io(本社:Piazza Santa Lucia 7 Lugano, Switzerland CH-6900 [1])は12月28日、FX取引の新プラットフォームをリリースしたことを発表した。

この度の新プラットフォームのリリースに先立ち、2018年11月には、Trade.ioはブローカレッジファームPrimus Capital Markets UKの買収を行っている。Trade.ioとしてはこの買収をきっかけに、Primusの会社ロゴをTIO Marketsへと変更を行い、仮想通貨を基軸通貨とするFXトレーディングサービスに注力する意向を示していた。

新たなFX取引プラットフォームの利用を望むユーザーは、まずTrade.ioがセントヴィンセント・グレナディーンに構える法人格であるTIO Markets Ltdより口座開設をした後、Trade.ioのウェブサイト上のFX TRADINGタブを選択することで利用可能となる。新プラットフォームでは、FXとCFD、貴金属や原油といったコモディティ、株価指数、グローバル株式など130種に及ぶ金融商品を取引でき、Trade.ioを利用する顧客にとっては、投資の選択肢がより広がることが期待されよう。

また、PCやMac、Android、iOS、タブレットなど様々な端末を利用して、TIO Marketsが導入するMetaTrader5からこれらの金融商品に投資可能だ。加えてTrade.ioでは、ビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)、Trade.ioの独自トークンであるTIOxを利用して入出金できる体制を整備すると共に、今後TIOxを保有・利用するユーザーに対し、手数料を半額にする意向も持ち合わせている。

本格的にFX取引サービスを開始するTrade.ioにとって、今回のFX取引プラットフォームのリリースはその第1段階と位置づけられる。続く第2段階では、2019年1月末から2月初頭にかけて、TIO Markets専用のウェブサイトを開設し、セントヴィンセント・グレナディーン法人に加え、FCA規制下にあるTrade.ioの英国法人TIO Markets UK Ltdでも口座開設が可能となる見込みだ。加えて、多くの投資家が愛用するMetaTrader4や、ユーザーが資金を委託し経験豊富なファンドマネージャーが運用を行うPAMM(Percentage Allocation Management Module)といった取引システムも導入予定である。顧客にとっては使い勝手が良く、自身の取引手法にマッチしたプラットフォームを選択のもと、より快適な取引環境でFXトレードができるようになると言えよう。なおTrade.ioは、2018年7月に開設した仮想通貨取引所であるTrade.io ExchangeとAPIを接続する方法を解説するAPIタブ機能を追加したことも併せて発表している。

Trade.ioとしては、この度のFX取引プラットフォームのリリースを皮切りに、より一層顧客サービスの拡充を図ることで、顧客の取引拡大に繋げることが期待されよう。

release date 2018.12.28

出典元:

ニュースコメント

期待されるTrade.ioの事業展開

チューリッヒを拠点とするTrade.ioは、ブロックチェーン基盤の仮想通貨取引所などを運営しており、「次世代型金融機関」とも言われているが、この度のFX取引プラットフォームのリリースで、仮想通貨市場からFX市場へ本格的に参入する運びとなった。なお、Trade.ioは先日の声明で、ユーザーが将来的には法定通貨から仮想通貨への交換が可能となることを発表している。また、今後、MT4やMT5、PAMMを追加で提供する計画であるほか、電信送金、クレジットカードやデビットカードといったさまざまな支払い方法を通じた、複数の通貨による法定通貨の入金を実現する予定としている。これは、低額の入金を可能とすることにより、ユーザー数の増大を目指すようだ。また、プラットフォーム以外でも新しいアフィリエイトプログラムと収益分配計画を行うと表明しており、来年のTrade.ioの活躍に注目と期待が高まる。


Date

作成日

2018.12.28

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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