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TigerWit、リバプールFCとパートナーシップ契約を締結

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update 2021.08.31 15:22
TigerWit、リバプールFCとパートナーシップ契約を締結

update 2021.08.31 15:22

ブロックチェーンを活用したトレードアプリのリリースも発表

英国を拠点とするグローバルフィンテック企業であるTigerWit Limited(本社:Seventh Floor, Augustine House, 6a Austin Friars, London, EC2N 2HA[1])【以下、TigerWitと称す】は9月17日、イングランド名門サッカークラブであるリバプールFCとパートナーシップ契約を締結したことを明らかとした。併せて、ブロックチェーン技術を活用したトレーディングアプリをリリースしたことも発表された。

リバプールFCは、世界で最も知名度の高いサッカークラブの一つであり、これまでに、サッカーの母国イングランド・プレミアリーグを18回優勝、世界中のサッカーファンを熱狂させるヨーロッパカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)を5回 、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)を3回、ヨーロッパスーパーカップを3回、FAカップを7回、リーグカップを8回、コミュニティシールドを15回制覇している。リバプールFCには、スタンダードチャータード銀行、ウェスタンユニオン、カールスバーグ、マレーシア航空など世界の名だたる企業が公式スポンサーとなっており、今回、そこにTigerWitが加わることになった。

また、新たに開発されたトレーディングアプリとは、ブロックチェーン技術を活用した決済システムを有し、顧客はFXからインデックス(指数)、コモディティ、金・銀などをグローバルに取引することができるという。世界中のサッカーファンを魅了するリバプールFCのブランド力によりTigerWitの名が世界に知れ渡り、顧客を惹きつけ、そして、トレーディングアプリに関心が集まることは疑いの余地もないだろう。

TigerWitのCEOであるTim Hughes氏と、リバプールFCのマネージングディレクターでCCOであるBilly Hogan氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は革新的なブロックチェーン技術を活用したトレーディングアプリをリリースするとともに、リバプールFCとのパートナーシップ契約を締結し、本日は誇らしい一日となりました。そして我々は、先進的なブロックチェーン技術を基盤とした高い安全性とプロセスの効率化を保証した決済システムを開発しました。我々は、トレードの経験の有無や投資金額の大小によって区別や優遇はせず、全てのトレーダーを公平に、より透明性の高いトレードができるようにしていきます。

Tim Hughes, CEO of TigerWit - Liverpool FCより引用

我々はTigerWitがリバプールFCの新たなパートナーとして加わり、また公式オンラインFXトレーディングパートナーになられたことを、とても喜ばしく思っております。TigerWitの地盤である英国をはじめ、ヨーロッパ、アジアには、我々のサポーターがとても多くいることから、TigerWitの名が世界的に知れ渡ることになるでしょう。TigerWitとのパートナーシップ契約を通じ、我々は、ファンがクラブをより身近な存在として感じられる活動や体験を提供するマーケティングを積極的に行っていく考えであります。

Billy Hogan, Managing Director and CCO of Liverpool FC - Liverpool FCより引用

なお、スポーツチームとのスポンサー契約は、海外FX会社や金融機関にとって自社への関心を高めブランド認知度を向上させるための一般的な手法であり、特にサッカーはこれらの業界と多くのスポンサー契約を獲得している。というのも、サッカーは世界中で人気が高く、202か国で延べ47億人の視聴者がいることから、スポンサーにとって抜群の広告宣伝を期待することができるからである。

TigerWitは今年1月に英国金融行動監視機構(The UK Financial Conduct Authority,FCA)規制下のMercor Indexを買収しており、バハマ証券取引委員会(Securities Commission of the Bahamas)とFCAのライセンスを所有している。TigerWitでは、レバレッジはリスク許容度に応じて50倍、100倍、200倍の3段階から選ぶことが可能で、注文方式はSTP方式を採用し、20行を超えるカバー先から適正レートの提示を受けている。[2]

release date 2018.9.17

出典元:

ニュースコメント

サッカーとブロックチェーン関連企業の提携発表が続く

サッカー業界はスポーツ業界の中でも特に仮想通貨との関わりが強く、先日はeToroが7つの英国サッカープレミアリーグとのスポンサーシップを締結するなど、数多くのスポンサー契約が発表されている。その勢いはスポンサー契約だけにとどまらず、実際にブロックチェーンや仮想通貨を活用したソーシャルネットワークサービスを利用したり、ブロックチェーン関連企業の広告塔として活躍する選手も数多く存在している。また、ワールドカップで世界を沸かせた現役のスター選手のみならず、既に引退を発表した歴代のレジェンドたちも、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。有名なところでは、元ブラジル代表のロナウジーニョ氏や元英国代表のマイケル・オーウェン氏が独自の仮想通貨プロジェクトを立ち上げており、そのすべてを追うことが難しいほどに、ブロックチェーン関連の発表が続いている。また、ビットコインキャッシュを利用するワールドカップサッカーゲームアプリであるBitcoin Cash Footballなど、関連商品も数多く発表されている。今後もブロックチェーン関連企業はスポーツ業界と共に発展していくことになるだろう。


Date

作成日

2018.09.17

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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