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作成日
：2018.07.20
7月13日、ボストンに拠点を置く大手投資運用会社Fidelity Investments（本社：155 Congress St, Boston, MA 02110, America）【以下、フィデリティ投信と称す】は、協力会社であるFMRLLC（Fidelity Management and Research）を通して、オンラインゲームや金融取引を行うPlaytech（本社：St. George's Court 2nd Floor Upper Church Street Douglas, Isle of Man）【以下、プレイテックと称す】の株式の一部を売却したことが明らかになった。
プレイテックの大株主であるフィデリティ投信は、総額約100万ドル（リターン、5.06%）となる保有株の内、5％程の株を売却したようであるが、現時点では、売却に至った詳細の説明はされていない。
プレイテックは今月初めに公開した今年上半期の取引報告書の中で、ゲーム市場の新規参入者増加による価格競争に対応することができなくなったことが引き金となり、特にアジア地区を中心にゲーム事業が低迷していることに言及していたが、同報告書が発表された直後、プレイテックの株価は26％も下落した。その後も株価は続落となり、さらに10%近くも落ち込み、2013年初頭以来の低水準となっている。
一方、同社の財務部門となるTradeTechグループのB2B部門の業績が好調となり、2018年、幸先のいいスタートを切ったことが、上半期の朗報と言えるだろう。また、プレイテックが運営する海外FXブローカーのMarkets.comのCEOに大手金融企業での管理職経験の豊富なJoe Rundle氏が迎えられている。
release date 2018.7.20
