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GAIN、FXCM米国顧客口座の買収額700万ドルを完済

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update 2022.05.30 15:12
GAIN、FXCM米国顧客口座の買収額700万ドルを完済

update 2022.05.30 15:12

GAIN 買収額を完済も、第2四半期の業績は大幅に改善

米国最大のFXブローカーであるGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】は、Forex Capital Markets Limited(本社:55 Water Street, 50th Floor, New York, NY 10041 USA)【以下、FXCMと称す】の米国市場撤退に伴う、米国顧客の口座移管における買収額として、700万ドルの支払いを完了したことが明らかとなった。

米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)に提出された財務諸表によると、買収額700万ドルの内、510万ドルは第1四半期に支払いが完了しており、残りの支払いが第2四半期に完了しているとのことである。

FXCMが今年の2月米国市場撤退に至った理由は、2009年9月から14年にかけて顧客への虚偽の情報を流していたことが発覚し、米商品先物取引委員会(Commodity Futures Trading Commission,CFTC)から、700万ドルの罰金とCFTCからの除名が言い渡されたことが発端となっている。米国市場撤退に伴い、FXCMは、かつて米国市場における競争相手であったGAINへ、米国の顧客口座を売却することを決定し、契約を締結した。

今月初めにGAINの決算報告書が公開されたが、2017年度の上半期と第2四半期の業績は安定しており、特に第2四半期については、第1四半期と比較して大幅な改善が見られている。

GAINは、2003年に設立後、2010年にニューヨーク証券取引所に上場した。Forex.comや、City Index、GTX、Gain Capital等のブランド名で、リテール顧客や法人顧客を対象に、北米、欧州、アジア太平洋地域で、サービスを展開している。FXやCFD、株式等の取引を提供している他、Forex.comは、世界中のブローカーを対象にホワイトラベルのサービスを提供している。

release date 2017.08.09


Date

作成日

2017.08.09

Update

最終更新

2022.05.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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