Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

GAIN、2017年第1四半期決算にて収益50%減を報告

GAIN、2017年第1四半期決算にて収益50%減を報告

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.20 10:53
GAIN、2017年第1四半期決算にて収益50%減を報告

update 2022.06.20 10:53

収益減の背景には、ボラティリティの低さに因る取引高の減少

5月4日、米国最大のFXブローカーのGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】は、2017年の第1四半期の決算を発表した。

決算報告書によると、GAINの今期純収益は、5,960万ドルとなり、前年同期比48.5%の減少となった。2016年第1四半期の純収益は、1億1,560万ドルであった。必要経費においては、前年の8,390万ドルに対して、今期は7,300万ドルと13%減少した。

先月の為替市場は、特定の日を除き、ボラティリティが低い傾向にあった。大半がレンジ相場であり、市場全体が抑えられている雰囲気の中、GAINにおける4月の総取引高も、減少している。

GAINはForex Capital Markets Limited(本社:55 Water Street, 50th Floor, New York, NY 10041 USA)【以下、FXCMと称す】の米国市場撤退に伴い、約1万3千の米国顧客の口座を510万ドルで買収した。この買収により、総資産1億4,000万ドル以上の顧客資産がGAINが運営するFOREX.comへ引き継がれた。

今期純利益は、2016年第1四半期の840万ドルに対し、マイナス1890万ドル(1株当たり0.39ドル)の損失を計上している。調整済EBITDAも伸び悩んでおり、前年の3,170万ドルに対して、今期はマイナス1,340万ドルであった。

GAINのCEOであるグレン・スティーヴンスは、第1四半期の収益減について、2017年1月・2月におけるボラティリティの減少と狭いレンジ相場に要因する取引高の低さを指摘している。また、同氏は、続けて以下のコメントを出している。

「GAINの業績については明るい見通しをもっています。為替市場は3月に回復しはじめており、4月も引き続き回復傾向にあります。収益の回収率は過去12カ月間の平均値である100万ドルにつき107ドルという正常な範囲に戻りつつあります。 FXCMの米国顧客口座の買収に伴い、顧客資産が18%増加しました。この先、GAINは、米国No.1のリテールFXブローカーとして、シェアを拡大していけるチャンスがあります。コスト削減並びに、効率的な資金配分に努め、今後も成長戦略を推進してまいります。サービス向上を図り既存顧客の維持と新規顧客の獲得に向け、世界中に展開していきます。」

GAIN 2017.05.04 GAIN Capital Reports First Quarter 2017 Resultsより一部翻訳

release date 2017.05.04


Date

作成日

2017.05.04

Update

最終更新

2022.06.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

Myforex編集部では4ヶ月間にわたってExnessのゴールド(XAUUSD)のスプレッドを徹底調査しました。本記事では、Exnessのゴールド取引にかかるスプレッドだけでなく、どの口座タイプを選べばよいかまで解説します。
update2025.12.09 10:30

FXGTが日本向けXアカウントを削除?情報発信を「@FXGT_ASIA」へ移行

2025年12月10日現在、FXGT公式Xアカウントを閲覧できなくなっています。ただし、規約違反や金融庁の圧力等でアカウントが削除されたわけではありません。この記事では、現在の状況やアカウントが削除された経緯を説明します。
update2025.12.10 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル