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FXCM元CEO 新会社でも未だ経営に大きく関与

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update 2022.05.30 16:28
FXCM元CEO 新会社でも未だ経営に大きく関与

update 2022.05.30 16:28

新会社ではCEO代行として議決権10.7%を保有

旧FXCM Inc.として知られる、Global Brokerage Inc.【以下、Global Brokerageと称す】が2016年アニュアルレポートを発表し、米国最大手FXブローカーのForex Capital Markets Limited(本社:55 Water Street, 50th Floor, New York, NY 10041 USA)【以下、FXCMと称す】の創始者で、今年2月に最高経営責任者(CEO)を退任したDrew Niv氏が、Global Brokerageの最高経営経営者(CEO)代行として引き続き経営に携わっていることを報告した。

Global Brokerageは、継続的に行われていたという顧客への虚偽宣伝を受けて、今年2月、全米先物協会(NFA)や米商品先物取引委員会(CFTC)からの罰金・ライセンス剥奪・永久追放を命ぜられ、米国市場撤退を余儀なくされたFXCMのリブランドブローカーである。2017年2月21日付けで、FXCMグループ50.1%出資により新会社を設立、その後米ナスダックに上場を果たしている。(銘柄コード:GLBR)

当時、FXCMの2大勢力と呼ばれたNiv氏はWilliam Ahdout氏と共にFXCM取締役を引責退任し、ブローカー名をFXCMからGlobal Brokerageへ変更し、リスタートを行った。

アニュアルレポートによると、Niv氏は現在も無期限でのGlobal Brokerage 代行CEOの職についているという。Niv氏が代行CEOとして在籍中の間は、CEOとしての特定業務は最高執行責任者(COO)のDavid Sakhai氏の他、取締役社長のKenneth Grossman氏の他、上層部により取り仕切られているという。
また、Niv氏の持ち株比率から推定される議決権は10.7%とされている。

社名が変わった現在も、引き続きNiv氏の息がかかった経営体制となっていることが浮き彫りとなった。

release date 2017.05.01

ニュースコメント

FXCM CEO辞任後のNiv氏の動き

FXCMは2009年から2014年の間、実際はディーリングデスク(DD)方式による運用を行っていたにもかかわらず、顧客へはノンディーリングデスク(NDD)を採用していると虚偽の宣伝を継続して行っていたことで、NFAやCFTCからの業務改善命令として罰金700万ドル(約7.8億円)の罰金と米国内での営業停止を命ぜられた。

これにより最高経営責任者の職を辞したNiv氏は、その翌日には、FXCMが利用している電子取引ネットワーク(ECN)サービス企業のFastMatch Inc. の取締役を解任され、Ahdout氏と共にNFAから除名・永久追放されることとなった。その後、英国金融サービス機構(FCA)での登録ステイタスも「インアクティブ(無活動)」とされており、目だった活動は表に出ていなかった。

米国でのビジネスについては、当時国内シェア第2位であったGAIN Capitalへ移管が完了しており、FXCMグループは現在、中国を中心とした海外事業へシフトしている。今後のFXCMグループ及びNiv氏の活動に引き続き注目が集まる。


Date

作成日

2017.05.01

Update

最終更新

2022.05.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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