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update2025.05.13 (火) 19:00
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MT4初心者必見!FX自動売買EAバックテストのよくあるトラブルと対策集

MetaTrader4(MT4)を使ってFXのEA(自動売買プログラム)をバックテストしていると、思わぬトラブルに直面することがあります。EAが動かない、結果が安定しない、期待通りのパフォーマンスが出ないなど、初心者にとっては原因を特定するだけでも大変です。本記事では、初心者が遭遇しやすい問題をケースごとに整理し、それぞれの解決方法をわかりやすく解説します。バックテストをスムーズに進めるための参考にしてください。目次[非表示]バックテスト前の不具合症状 「EAをそもそも選択できない」バックテスト時の不具合症状 「一度も取引されない」症状 「バックテストがすぐに終了してしまう」レポートの不具合症状 「バックテストの結果が表示されない」症状 「バックテストの結果が安定しない」症状 「バックテストの結果が良すぎる・悪すぎる」症状 「実運用の結果がバックテスト通りにならない」その他の症状はエラーをチェックバックテストが失敗する場合は原因を分析するバックテスト前の不具合そもそもストラテジーテスター上でEAを選択できないなど、バックテストを行う前に不具合につまづくことがあります。症状 「EAをそもそも選択できない」EAを選択できない状態とは、ストラテジーテスターの「エキスパートアドバイザ」コンボボックスの一覧に、バックテストを行いたいEAが表示されないことです。EAの配置を確認するEAがMT4に正しくインストールされていなかった場合、ストラテジーテスターに表示されません。よって、EAがMT4に正しくインストールされているか確認する必要があります。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択しましょう。次に「MQL4」のフォルダをクリックします。続いて、「Experts」のフォルダ内を確認してみましょう。フォルダ内に拡張子が「.ex4」のファイルが存在するか確認します。 拡張子は何を指す?拡張子が「.mq4」のファイルはEAのソースファイル、「.ex4」のファイルはEAの実行形式のファイルを指します。「.mq4」のファイルしか存在しない場合は、ソースファイルしか存在せずコンパイルされていない状態ですので、実行形式のファイルである「.ex4」へコンパイルしましょう。MT4を再起動する、または「ナビゲーター」ウィンドウの「エキスパートアドバイザー」からEAを右クリックして「更新」を押すと、コンパイルされます。コンパイルとは?コンパイルとは、編集する・作成するという意味の言葉です。EAのプログラムが記載されたソースファイルの内容を機械が理解できる言葉に変換することを指します。バックテスト時の不具合バックテスト時の主な不具合として「一度も取引されない」「すぐに終了してしまう」といった症状があります。それぞれの症状が起きた場合に確認するべきことや対処方法について順番にみていきしましょう。症状 「一度も取引されない」EAを選択してバックテストを実行したのに、一度も取引されずにバックテストが終わってしまうことがあります。ライセンスを確認する まずやるべきことは、ライセンスの確認です。口座縛り機能付きのEAでは、特定のFX業者や特定の口座番号でないと動作しないことがあります。ストラテジーテスターの「操作履歴」タブを確認しましょう。 「操作履歴」タブを右クリックして「すべてのジャーナルを消去」した後、バックテストを実行するとその際のエラーメッセージのみを見ることができます。たとえば、口座縛り機能付きEAが初期化時に口座チェックを行っている場合、「initialization failed」などのエラーが表示されます。このようなエラーが確認できた場合は、指定されたFX業者や口座でバックテストを行うか、利用ライセンスの詳細を提供元に問い合わせなければなりません。稼働条件を確認するEAによっては、特定の通貨ペア(USDJPY専用)や時間足(H1専用)でしか動作しないように設計されていることがあります。このようなEAでは、バックテスト時に通貨ペアや期間の指定を間違って設定すると、バックテストが実施されません。 EAが設計している条件と、バックテスト環境の設定が合っているかを確認しましょう。設定ファイルの置き場所を確認するEAの種類によっては、EAの実行形式である「.ex4」ファイル以外に設定ファイルなどを利用するように指示されている場合があります。その際、設定ファイルなどの置き場所が、実運用時とバックテスト時で異なるので注意しましょう。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択して表示される、「MQL4\Files」というフォルダが実運用時のファイル置き場です。一方でバックテスト時は「tester\files」に置く必要がありますので、注意しましょう。症状 「バックテストがすぐに終了してしまう」次にバックテストは実行できたのに、期間指定した終了日まで到達せずにすぐテストが終了してしまう場合があります。実行条件を確認するまずは、 ストラテジーテスターの「操作履歴」タブを確認しましょう。バックテストがすぐに終了してしまう1つ目の原因は、EAがバックテスト中に強制ロスカットになり、それ以上の取引ができないことです。 その場合、「操作履歴」タブには「Stop Out」のメッセージが表示されます。EAが強制ロスカットになってしまう原因として、ロジックが悪い・初期証拠金が少な過ぎる・ロット数が大きすぎるなどが考えられます。バックテスト時に指定する初期証拠金の金額と通貨単位が、EAの推奨値と合っているかをチェックしましょう。ストラテジーテスターの「エキスパート設定」ボタンをクリックします。「テスト設定」タブを選択すると、初期証拠金を確認できます。初期証拠金の通貨は変更できる初期証拠金の通貨コンボボックスは選択するだけでなく編集もできます。円建てでテストを行いたい場合は「JPY」と手入力しましょう。また「パラメーターの入力」タブを選択すると、EAが用いる各種パラメーターが確認できます。ロット数に該当する項目を、利用している業者の最小ロット数(0.01など)に指定して、バックテストが最後まで完走するかを確認してみましょう。 バックテストが終了してしまうパターンを確認するバックテストがすぐに終了してしまう2つ目の原因は、EAの内部で適切なエラー処理が行われていないことです。この場合、バックテストは毎回途中まで進みますが、ある場所で止まるケースがあります。たとえば、ロジック上にエラーがあると以下のように 「操作履歴」タブ内に、「zero divide(ゼロ割りというロジック上のエラーの発生)」と表示されることがあります。ロジック上のエラーは他にも多数あります。EA自体にミスがあり発生したエラーの対処方法は、EAを自作しているか第三者から提供されているかで変わります。ケース対処法EAを自作している場合エラー内容を確認してロジックを修正する第三者からEAが提供されている場合提供元に確認するEAを自作している場合エラー内容を確認してロジックを修正する第三者からEAが提供されている場合提供元に確認するまた、特定の期間で毎回エラーが発生する場合は、その期間を除いてバックテストを行い回避できるか試してみましょう。レポートの不具合バックテストは実行されたものの、「結果が表示されない」「結果が安定しない、または良すぎたり悪すぎたりする」といった症状があります。それぞれの症状が発生した場合の対処法についてみていきしましょう。症状 「バックテストの結果が表示されない」バックテストは実行できたものの、結果が表示されない場合があります。マイナスの結果を表示するストラテジーテスターを用いた最適化を行っている場合、MT4の初期設定では損益がマイナスになった結果は表示されません。「最適化結果」タブ上で右クリックしてコンテキストメニューを表示した上で「マイナスの結果を表示しない」のチェックを外しましょう。次回の最適化結果から、マイナスの結果も表示されるようになります。 負荷を軽くするバックテストはそもそも負荷が高い処理です。したがって、特に処理に充てられるリソースが限定されていることが多いVPS環境下では、いくら待ってもバックテストが終了しなかったり、MT4がフリーズしたりすることがあります。加えて、負荷を抑えるためには以下の方法も有効です。テスト期間を長期間にせずに細かく分ける精度を落として負荷を軽減するモデルを「全ティック」から「コントロールポイント」や「始値のみ」に変更するただし、負荷を軽減すると、バックテストの精度が落ちることがあるので、どの項目を調整するのかバランスが重要です。ビジュアルモードをやめるビジュアルモードはバックテスト時に実際の値動きを見たり、インディケータなどをグラフィカルに表示しながらEAの動きを確認できますが、描画処理の負荷が高く時間がかかってしまいます。 ストラテジーテスターの「ビジュアルモード」のチェックを外して症状が改善するか試してみましょう。症状 「バックテストの結果が安定しない」バックテストは最後まで実行できたのに、結果が安定しない症状が発生することがあります。結果が安定しない原因として、スプレッドが広がっている際にバックテストをしていたり、欠損したデータでバックテストを行っていたりすることが考えられます。スプレッドを固定するストラテジーテスターのスプレッドを「現在値」のままにしてバックテストを行うと、実行する日によって結果が大きくブレるケースがあるので注意が必要です。特に土日に実施するバックテストでは、市場が閉じる直前のスプレッドが反映され、通常よりも高い値になる傾向があります。スプレッドの極端な広がりを避けるためには、スプレッドを「5」や「10」などの固定値に設定すると良いでしょう。 遺伝的アルゴリズムをやめる遺伝的アルゴリズムを使うことで、最適化のプロセスを効率化できます。しかしパラメータの組み合わせを総当たりで最適化を実行する場合と比べてランダム性があるため、実行する度に異なる結果が表示されることがあります。したがって、遺伝的アルゴリズムは有効なパラメーターの傾向をつかむために活用することがおすすめです。遺伝的アルゴリズムで広範囲のパラメーターを検証し、パラメーターの傾向がつかめたら、機能を無効にします。そして、一部のパラメーターだけを総当たりでチェックするなど組み合わせて利用しましょう。ティックデータを利用していないか確認するMT4にはM1足よりも細かいティックデータを疑似的にランダム生成してテストを行う機能が備わっているものの、データの精度は高くありません。特にスキャルピングを行うEAでは、毎回結果が異なることが珍しくなく、たとえばM1足でバックテストをするとモデリング品質が25%以下にしかなりません。この問題は、疑似ティックデータではなく、有償ヒストリカルデータを用いてバックテストを行うことで解決できます。ヒストリカルデータを再ダウンロードするテスト結果に急激な変動があったり、不自然な動きが見られたりする場合はヒストリカルデータの欠損や不整合が原因である可能性があります。「レポート」タブを開き、M1足以外の時間足でもモデリング品質が90%以上になっていない場合は、データが存在しない期間を含んでバックテストを行っていないか再度確認しましょう。また一度ヒストリカルデータを削除して、再ダウンロードすれば解決できる場合もあります。症状 「バックテストの結果が良すぎる・悪すぎる」スプレッドを低く設定しすぎたり、口座通貨が揃っていなかったりすることで、バックテストの結果が良すぎたり、または悪すぎたりするケースがあります。適切なスプレッドを設定するスプレッドが極端に低いなど不自然な値を設定すると、バックテスト結果が極端に良くなります。実際に提示されない低いスプレッドでバックテストを行っても意味はないので、取引環境に近い現実的なスプレッドを指定しましょう。バックテストを口座通貨に揃えるバックテストと口座の通貨が異なると、テスト結果が大きくずれてしまいます。たとえば、円建て口座で1ロット当たり720円の手数料が発生するケースで考えてみましょう。以下は有料のヒストリカルデータを導入した際に見ることができる情報です。 手数料のベースにある「720」という数字は、1ロット当たり720円の手数料が発生するという意味です。円建て口座にもかかわらずバックテストの通貨をUSDにした場合、手数料がドル単位となってしまいます。つまり、手数料が720ドルと認識されるので、損益が大きく悪化します。口座がドル建てか円建てかを確認し、バックテストの初期証拠金の通貨単位も同じものを利用しましょう。症状 「実運用の結果がバックテスト通りにならない」バックテストの結果と実運用でのトレード成績が異なるケースももちろんあります。バックテストでわかる情報は、あくまで過去の相場でのパフォーマンスです。バックテストの結果は良かったものの、実運用を始めるとパフォーマンスが悪くなることは珍しくありません。バックテストの結果を信頼して最初から大きなロット数で運用するのではなく「デモ口座で運用する」「小ロット数でリアル口座で運用する」「徐々にロット数を増やしていく」など、段階的に運用していきましょう。その他の症状はエラーをチェックMT4でバックテストをする際に、上記で解説した以外の症状が発生することもあります。その場合は、基本的にエラーメッセージをチェックします。実運用ではMT4のターミナルウィンドウにある「エキスパート」や「操作履歴」タブ、バックテストではテスターウィンドウにある「操作履歴」タブを確認してください。そこに表示されているエラーメッセージをGoogleやYahoo!などで検索すると、解決策が見つかるはずです。バックテストが失敗する場合は原因を分析する操作方法に慣れるまではストラテジーテスターが上手く動作しないことが良くありますが、原因を冷静に分析し、一つずつ対策を講じていけば解決できるでしょう。初心者のうちは慣れないことも多いですが、トラブルを一つ一つ乗り越えることで、MT4の理解が深まり、精度の高いバックテストができるようになります。最終的には、この経験の積み重ねが実運用での成功につながります。困ったときは本記事を参考に、解決への一歩を踏み出してみてください!
update2025.05.09 (金) 19:00
FXブローカー 話題のニュース

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

低いスプレッドと無制限のレバレッジで高い人気を誇る海外FX業者のExness(エクスネス)で、海外入出金による銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。2024年〜2025年にかけてオンラインカジノ規制による取り締まりが強化されており、関与が疑われる収納代行業者を利用したExnessでは遅延が多発している状況でした。当記事ではExnessの海外入出金により銀行口座凍結が発生した事例の概要や、原因と解決策について詳細を解説していきます。目次[非表示]Exnessの海外入出金で銀行口座が凍結される事例が増加銀行振込2(Bank Transfer2)で銀行口座の凍結が発生銀行振込の入出金上限が変更Exnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発銀行口座の凍結は収納代行業者が原因かQFPayJapanが遅延の原因か海外入出金で銀行口座が凍結する原因の背景銀行口座の凍結を避ける出金方法海外FX業者の利用は銀行口座凍結に要注意Exnessの海外入出金で銀行口座が凍結される事例が増加Exness(エクスネス)では、近ごろ銀行入出金による遅延騒動が相次いでいましたが、ユーザーの銀行口座が凍結されたとする報告があがっています。特に銀行振込による入出金は凍結の恐れがあるため、細心の注意が必要です。そこで凍結が報告されている状況と、想定される原因について概要を紹介していきます。銀行振込2(Bank Transfer2)で銀行口座の凍結が発生Exnessの海外入出金が原因で銀行口座の凍結が発生し始めたのは、2025年4月下旬ごろです。SNS上では、Exnessの銀行振込2とネット銀行を利用した取引が、凍結の原因なのではないかとする議論が繰り広げられています。X(旧Twitter)で4月28日に投稿されたポストでは、Exnessの銀行振込2とPayPay銀行で数回やり取りした口座が凍結されたとの報告が見受けられました。銀行口座が凍結されると預金の引き出しや振込といった取引が全て停止し、預金を長期間引き出せなくなる恐れがあります。ユーザーの間ではExnessの利用による銀行口座凍結の危機感が広がっており、出金先の銀行をメイン銀行から変更する動きも見られます。銀行振込2とは?Exness(エクスネス)で採用されている銀行振込2(Bank Transfer2)とは、通常の銀行振込とは異なり収納代行業者を通じた入出金方法です。銀行送金2のメリットとして手続きが簡単で、本来であれば処理速度が早いといった特徴があげられます。ですが、収納代行業者を通して国内送金に見せかけ入出金を行うシステムのため、透明性が低く銀行口座の凍結リスクにつながるため注意が必要です銀行振込の入出金上限が変更Exnessでは2025年4月29日時点で、入出金の上限額が一部変更されています。Exnessでは銀行入金方法は2種類あり、SNS上で声が上がっている銀行振込2(Bank Transfer2)では、最大25,000ドルから6,500ドルまで引き下げられました。銀行振込1(BankTransfer)については、以前と同様に最大25,000ドルから変更はありません。銀行振込による出金に関しては、出金遅延が話題になり始めた当初は、最大700ドルに設定されていましたが、4月30日時点では最大6,500ドルへ変更されています。Exnessでは短期間で入出金額の最大金額の変更が相次いでいるため、実際の操作画面で随時最新の状況をチェックしたほうが良いでしょう。Exnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発4月上旬ごろからExnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発しており、SNS上でも不安の声があがっています。特に銀行振込による出金での遅延が多く、中には申請から2週間以上経過しても着金しない事例も報告されていました。直近では遅延が発生している投稿と、即入金が確認できたとする投稿が入り混じっている状況なので、全体的なシステム障害ではなく収納代行業者や決済システムが原因になっていると考えられます。X(旧Twitter)では遅延発生後のサポートによる対応も遅いとの不満が出ており、多額の資金が行方不明のExnessユーザーのポストも見受けられるなど、一部で不安が広がっています。今後Exnessで銀行振込による出金を検討されている方は、他の決済手段を検討するといった対策が推奨されます。銀行口座の凍結は収納代行業者が原因か銀行口座凍結の原因は、Exnessが利用している収納代行業者によるものと考えられます。収納代行業者とは海外FX業者に資金を預け入れ・出金する際に、顧客と海外FX業者との間で送金・決済を仲介するサービスを提供する会社です。収納代行業者はクレジットカードやコンビニ、銀行振込など複数の支払い方法の窓口を一元化し、入金管理や未収金の督促業務などを代行しています。Exnessの銀行振込2とPayPay銀行で口座が凍結した事例では、ExnessとPayPay銀行を橋渡ししていた収納代行業者に問題が発生した可能性があります。日本の銀行では、海外送金や受け取りに一定の制限があります。そこで、海外に拠点を持つExnessでは収納代行業者を通して、入出金を行う方法を採用しています。ですが、送金名目と実際の取引の性質が一致しない場合、資金洗浄が疑われ口座凍結が発生する恐れがあります。現状では決済プロバイダーとも、銀行凍結の相関関係も判明していない状況です。Exnessでは2024年7月にも、銀行振込での出金できなくなるトラブルが発生しており、その際もプロパイダー関連のトラブルが疑われていました。QFPayJapanが遅延の原因か行方が分からなくなっている出金申請済みの顧客資金は、Exnessが利用している決済プロバイダーの1つであるQFPayJapanに渡っており、そこで何らかの理由で送金が止まっているようです。直接コールセンターに電話して催促し、無事に利用ユーザーの元へ着金した事例がX(旧Twitter)で複数報告されています。現時点で銀行口座が凍結しており資金の行方が分からなくなっているユーザーはQFPayJapanへの直接連絡も選択肢となりますが、問い合わせが殺到しておりコールセンターに繋がらない声も見受けられるためご留意ください。海外入出金で銀行口座が凍結する原因の背景日本政府は2025年にオンラインギャンブルの摘発強化を柱とする「ギャンブル依存症対策推進基本計画」を閣議決定しており、収納代行業者といった運営に関与する業者側の取り締まりを強化しています。警視庁でも依存性の強さと国内の資産が海外に流出する懸念点から、オンラインカジノ規制で決済代行の取引を厳しく監視する体制が敷かれているのが実情です。今回の銀行口座凍結に繋がった経緯としては、Exness(エクスネス)が利用している収納代行業者が、オンラインカジノに関連する取引を請け負っていた可能性が考えられるでしょう。Exnessに限らず、オンラインカジノの関与が疑われる収納代行業者を利用している海外FX業者は、同様の銀行口座凍結といったトラブルへと発展する可能性があります。今後も海外FX業者を利用する場合は、銀行振込以外の送金方法も検討すべきでしょう。銀行口座の凍結を避ける出金方法Exness(エクスネス)の収納代行業者を利用した入出金が、銀行口座凍結の原因として疑われています。そのため、収納代行業者を介さないオンラインウォレットや仮想通貨での入出金が、銀行口座の凍結を避ける代替案の1つです。ExnessではオンラインウォレットはBitwalletとSticPay、仮想通貨はビットコインやUSDT、USDコインに対応しています。それぞれ手数料は無料で、スムーズな資金の移動が可能です。銀行口座の凍結リスクを軽減できるだけでなく、遅延が相次いでいるExnessの銀行振込と異なり素早い入出金を期待できます。凍結リスクに不安を感じているトレーダーは、出金方法の見直しと複数の決済方法手段の確保を検討してみると良いでしょう。海外FX業者の利用は銀行口座凍結に要注意Exness(エクスネス)では銀行振込による遅延トラブルが相次いでいましたが、銀行口座の凍結が報告されたことで動揺が広がっています。資産保管に利用する銀行口座を指定していた場合、最悪の場合は多額の資金が出金できなくなる恐れがあるでしょう。利用しているメインバンクが凍結された場合、日常生活に支障をきたす可能性も想定されます。Exnessだけでなく収納代行業者を利用している海外FX業者は同様のトラブルへと発展する可能性があるため、ユーザーは複数の決済方法手段を確保するなどのリスクヘッジを検討すべきでしょう。
update2025.05.08 (木) 19:00
FXブローカー 話題のニュース

XS.comがスワップフリー銘柄を追加!エネルギーを低コストで取引可能に

低スプレッドや多彩な口座タイプで知られる海外FX業者のXS.com(エックスエス)が、スワップフリーの対象銘柄の追加を発表しました。今回、追加されたのはエネルギー銘柄です。XS.comのエネルギー銘柄はスプレッドが他社より狭いため、スワップフリーの適用によってさらに取引コストが低くなりました。そのほか、一部の銘柄でスワップフリーの適用期間が延長されています。この記事では、XS.comのスワップフリーの対象銘柄・期間のほか、変更前と比較してどの程度コストを抑えられるのかも説明します。目次[非表示]XS.comがスワップフリーを強化エネルギー銘柄がスワップフリー対象にスワップフリー期間も変更主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較通貨ペア貴金属仮想通貨株価指数エネルギー長期取引ではスワップフリー期間に注意XS.comは短期トレーダーにおすすめXS.comがスワップフリーを強化XS.com(エックスエス)では元々スワップフリーを導入していましたが、これまでは対象外だったエネルギー銘柄が、2025年5月5日より新たに追加されました。また、今回の条件変更で、3種類の銘柄のスワップフリー適用期間が延長されています。エネルギー銘柄がスワップフリー対象に5月からエネルギー銘柄の2種類がスワップフリーの対象になっています。変更前は以下の銘柄がスワップフリーの対象でした。カテゴリー銘柄適用期間通貨ペアAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間通貨ペア銘柄適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間今回追加されたスワップフリー銘柄はUKOILとUSOILで、エントリーから2日間はスワップの対象外となります。通貨ペアと貴金属、仮想通貨の対象銘柄に変更はありません。Myforexのスワップポイント比較ツールの直近のデータによると、5月6日時点でのXS.comのUKOIL・USOILの1ロットあたりのスワップは以下のようになっています。銘柄スワップポイントUKOILロング:1,000円ショート:-5,027円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円従来であれば、UKOILのショートポジションを2日間保有すると、スワップポイントによるコストが-10,054円かかっていました。USOILでは-12,056円かかっていましたが、今後は2日分のスワップによるコストを節約できます。UKOIL・USOILがスワップフリーの対象になったことで、以前よりも原油銘柄を取引しやすくなったと言えるでしょう。スワップフリー期間も変更銘柄の追加のほか、スワップフリーの適用期間も変更されることになりました。適用期間が変更されたのは、通貨ペアと貴金属です。種類銘柄適用期間通貨ペアEURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間エネルギーUKOILUSOIL2日間通貨ペア銘柄適用期間EURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間エネルギー銘柄適用期間UKOILUSOIL2日間通貨ペアではEURUSDとGBPUSDの2種類が、5日から10日間に延長されています。その他の通貨ペアについては、従来の5日間から2日間へ短縮されることになりました。貴金属のスワップフリー期間は元々2日間でしたが、XAUUSDが10日間へ変更されています。今回追加された原油銘柄の適用期間は2日間で、仮想通貨についても従来の2日間から変更はありません。主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較XS.com(エックスエス)と主要な海外FX業者のスワップフリー対象銘柄数を比較しました。Exness(エクスネス)では、長期取引が少ないなどの一定の条件を満たすユーザーに、スワップフリーが適用されます。また、XMTrading(エックスエムトレーディング)でも一部の銘柄にスワップフリーを導入しています。ただし、これら2社では取引状況によっては、スワップフリーの対象外となる場合もあるので注意が必要です。通貨ペアスワップフリーの対象となる通貨ペア数が最も多いのはXMTradingです。また、ExnessとFXGT(エフエックスジーティー)でも、20種類以上の通貨ペアにスワップフリーが適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なし(プロ口座)EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしExness対象銘柄数適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間XS.com対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間通貨ペアの種類に関してはXS.comが最も少なく、対象となる銘柄は7種類です。適用期間はFXGTより長いものの、長期取引を前提にするのであればXMTradingやExnessのほうが、スワップによるコストを抑えられるでしょう。ただし、先述のとおりExnessでは、長期間保有しているポジションが増加すると、スワップフリーの対象外となる可能性もあるため、ポジションの保有中はスワップポイントが差し引かれていないか、こまめに確認したほうが良いでしょう。銘柄ごとの最新のスワップポイントは、下記のページでご確認いただけます。参照:スワップポイント比較貴金属スワップフリーの対象となる貴金属銘柄数が、最も多いのはXMTradingの3種類です。次いでFXGT・XS.comの2種類となっています。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)GOLDSILVERXAUEUR期限なしXAUUSD期限なし(プロ口座)XAUUSDXAGUSD3日間XAUUSDXAUEUR最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間GOLDSILVERXAUEUR期限なしExness対象銘柄数適用期間XAUUSD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間XAUUSDXAGUSD3日間XS.com対象銘柄数適用期間XAUUSDXAUEUR最長10日間XS.comのスワップフリー適用期間は、XMTrading・Exnessと比較すると、短く設定されています。XAUUSDが10日間、XAUEURが2日間にそれぞれ設定されていますが、デイトレやスキャルピングを行う短期トレーダーであれば、それほど問題になることはないでしょう。スプレッドやレバレッジなど、スワップ以外の条件も比較して利用するブローカーを検討すると良いでしょう。仮想通貨XMTradingでは、仮想通貨はスワップフリーの対象外です。その他のブローカーでは、仮想通貨の対象銘柄数に大きな差はありませんでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なし(オプティマス口座)BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なしFXGT(オプティマス口座)対象銘柄数適用期間BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間XS.com対象銘柄数適用期間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間仮想通貨に関しても、XS.comは短期取引向きのブローカーと言えそうです。今回比較したFX業者の中ではExnessが長期取引向きと言えますが、途中でスワップフリーの対象外になる可能性を考慮すると、少額での取引に止めておいたほうが良いかもしれません。株価指数今回比較したブローカーで、株価指数にスワップフリーを導入している業者はExnessのみでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なし対象外-対象外-XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なしFXGT対象銘柄数適用期間対象外-XS.com対象銘柄数適用期間対象外-主要な海外FX業者の中でも、スワップフリーを導入しているブローカーは限られます。マイナーなFX業者は情報が少なく、信頼性も低いため、スワップポイントを気にせず株価指数を取引したい場合は、Exnessは有力な候補になるでしょう。エネルギースワップフリーが適用されるエネルギー銘柄数が最も多いのはFXGTです。他社が原油のみをスワップフリーの対象としているのに対して、FXGTではガスにも適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-USOIL期限なしUKOILUSOILNGAS3日間UKOILUSOIL2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間USOIL期限なしFXGT対象銘柄数適用期間UKOILUSOILNGAS3日間XS.com対象銘柄数適用期間UKOILUSOIL2日間Exnessのスワップフリーの適用期間は、FXGT・XS.comより長く設定されていますが、対象銘柄が1種類しかない点がネックと言えるでしょう。XS.comは適用期間が2日間とFXGTより短くなっていますが、エネルギー銘柄のスプレッドはXS.comのほうが狭くなる傾向にあります。通貨ペアのスプレッドについても、全体的にXS.comのほうが狭くなっているケースが多いため、2日を超えてポジションを保有しないのであれば、XS.comを利用したほうが取引コストを抑えられる可能性があります。長期取引ではスワップフリー期間に注意先に説明したように、XS.com(エックスエス)では銘柄ごとにスワップフリーの適用期間が決められています。適用期間を超えると、通常通りスワップポイントが適用されるため、ポジションの保有期間によってはスワップによるコストが増加することになります。特にスワップフリーの期間が、2日間に設定されている銘柄を取引する際は注意しましょう。参考までに5月6日時点でのスワップポイント比較ツールのデータを基に、適用期間を過ぎた場合、1日あたりどの程度のスワップポイントが発生するのか銘柄をいくつかピックアップしてご紹介します。銘柄スワップポイントEURUSDロング:-1,144円ショート:275円USDJPYロング:658円ショート:-3,642円XAUUSDロング:-6,718円ショート:270円BTCUSDロング:-1,128円ショート:-1,128円ETHUSDロング:-21円ショート:-21円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円ポジションの保有期間が長くなるほど、スワップポイントによる損益も大きくなっていきます。エントリーの方向によってはプラスのスワップポイントが付与される場合もありますが、全体としてマイナスのスワップの方が大きくなる傾向にあります。また、長期的なトレンドが予想されている銘柄では、トレンド方向のポジションにマイナスのスワップが適用されるケースも珍しくありません。例えば、最近の金相場は金融市場の不透明感を背景に、史上最高値を更新し続けています。XAUUSDの買いポジションには、1日あたり-6,718円のスワップポイントが差し引かれるため、長期的に買いポジションを保有すると、かなりのコストがかかることになります。大きなマイナスのスワップが適用される銘柄を取引する際は、スワップフリーの適用期間を超えてポジションを保有するのは避けるべきでしょう。XS.comは短期トレーダーにおすすめスワップフリーの適用期間だけを比較すると、XS.com(エックスエス)の期間は短く、長期取引には不向きと言えるでしょう。しかし、XS.comの強みはスプレッドの狭さにあり、特にエネルギー銘柄のスプレッドは大手と比較しても、見劣りしない水準です。原油銘柄がスワップフリーの対象になったことで、2日以内の取引であればさらに低コストで取引できるようになりました。最大レバレッジも2,000倍と比較的高く、エネルギー以外の銘柄のスプレッドも狭いので、XS.comは少額で取引したい短期トレーダーに向いているブローカーといえるでしょう。XS.comの最新のスプレッドは、下記のスプレッド比較ツールでご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較
update2025.05.02 (金) 19:00
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テスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害が発生!SNSでは不安の声が多数

株式投資家として有名なテスタ氏が2025年5月1日、X(旧Twitter)にて自身の楽天証券口座が乗っ取り被害に遭ったことを明かしました。金銭的な被害はなかったものの、テスタ氏は「パスワード等の流出経路が全く不明」とのコメントも残しています。著名投資家の証券口座が不正アクセスされたこともあり、SNS上では多くのユーザーが不安の声を上げている状況です。目次[非表示]テスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害証券口座への不正アクセス被害が急増SNSでの反応今回の件に言及する海外FXユーザーも不正アクセスのよくある手口フィッシング詐欺マルウェアなどへの感染海外FX業者の状況海外FX業者で導入されているセキュリティ対策不正ログインの事例ユーザーができるセキュリティ対策パスワードの使い回しを避ける二段階認証を設定するメールなどにあるURLを鵜呑みにしない早急なセキュリティ対策が必要かテスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害2025年5月1日、著名投資家のテスタ氏がX(旧Twitter)にて、自身の楽天証券口座が乗っ取り被害を受けたことを明かしました。朝に二段階認証メールが届いたため不審に思い、注文履歴を確認したところ、すでに前日夜から身に覚えのない注文が行われていたとのことです。テスタ氏によると、日頃からウイルスソフトを使ったセキュリティ対策を行っており、フィッシング詐欺にも引っかかっていないため、パスワード等の「流出経路が全く不明」と困惑の声を投稿しています。また、自身が誤っている可能性があるとした上で、「現状、楽天証券の二段階認証は意味を成してない」といった注意喚起のコメントも残しています。東スポWEBの取材によると、金銭的被害はなかったとのことですが、現在は一時的に口座にロックをかけて対策を行っているようです。証券口座への不正アクセス被害が急増直近では、証券会社の口座が不正アクセスされ、身に覚えのない取引が行われる被害が相次いでいます。楽天証券やSBI証券など大手証券会社9社で口座乗っ取りが発生しており、金融庁によると2月〜4月中旬で1,400件以上もの不正取引が確認できているとのことです。SNSでの反応テスタ氏の乗っ取り被害を受けて、X(旧Twitter)では多くのユーザーが不安の声を上げています。楽天証券のセキュリティ体制に対する疑問の声が多く投稿されており、この機会に自身のセキュリティを見直すユーザーや、一時的に楽天証券の口座をロックして対策するユーザーなどが複数見られました。著名投資家のcis(シス)氏もこの件について投稿しており、「もう強盗が家の前まで来てる感じ 日本の証券業界あげて最速対策してほしい」と警鐘を鳴らしています。今回の件に言及する海外FXユーザーもX上では一部の海外FXユーザーが、テスタ氏の乗っ取り被害に言及しています。今回の件を受け、海外FXが危険と言及していた人に対して「国内も危険なのでは?」といった旨の意見を述べるユーザーが確認できます。また、海外FXブローカーではGoogle Autheticatorなどを使った認証が多いことに言及した上で、「今後は国内証券会社もこれらの認証にシフトするのでは」と予想するユーザーも見られました。不正アクセスのよくある手口証券口座などへの不正アクセスの手口として、以下の2つがよくある手口として報告されています。フィッシング詐欺マルウェアなどへの感染フィッシング詐欺フィッシング詐欺とは、証券会社などになりすました電子メールやSNS等を使ってユーザーを偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、アカウント情報(ログインID、パスワード等)などを入力させて盗む行為です。インターネットにおける代表的な詐欺の一つで、直近で発生している一連の証券口座への不正アクセスにも、フィッシング詐欺が行われていると報告されています。マルウェアなどへの感染ターゲットのPCやスマホなどをマルウェア(悪意のあるプログラム)に感染させ、口座情報などを盗み取る手口もあります。「インフォスティーラー」と呼ばれる個人情報を盗むことに特化したマルウェアも報告されており、感染するとブラウザに保存しているID・パスワードなどの情報が盗まれるとされています。海外FX業者の状況海外FX業者によって導入しているセキュリティ対策に違いがあります。特に知名度の低い業者は情報が少ないため、安全性を重視するのであれば、セキュリティのしっかりした大手・主要な海外FX業者を利用したほうが良いでしょう。海外FX業者で導入されているセキュリティ対策海外FX業者では、SSLによる暗号化通信や二段階認証などのセキュリティ対策が導入されています。SSLを用いた通信では、万が一通信内容を第三者に傍受されたとしても、暗号化されているため、内容を知ることは困難です。二段階認証は、FX業者のマイページにログインする際に、認証アプリやメールに認証コードを送信して本人確認を行う仕組みです。これにより本人以外の不正アクセスを予防します。導入されているセキュリティ対策(エックスエムトレーディング)暗号化通信二段階認証(エクスネス)暗号化通信二段階認証(タイタンエフエックス)暗号化通信二段階認証FXON(エフエックスオン)暗号化通信ログインパターン分析二段階認証業者によってはより強固なセキュリティ対策を導入しており、FXON(エフエックスオン)では他社より進んだセキュリティ対策を導入しています。多くの海外FX業者では、ユーザーが設定を有効にしなければ二段階認証は利用できません。FXONではログインパターン分析を行い、不正アクセスが疑われる場合は、二段階認証が求められます。不正ログインの事例海外FX業者でもいくつか不正ログインの事例が報告されています。2024年にはExness(エクスネス)ユーザーのアカウントに不正アクセスがあり、bitwalletの資金を盗み取られた時の手口がユーザーにより投稿されました。X(旧Twitter)にユーザーが投稿した内容によると、以下の手口で資金を盗まれたようです。Exnessアカウントに不正にログインbitwalletへ出金申請(Exness側により出金拒否)bitwalletのログイン情報が盗まれるbitwalletの残高を盗み取られる上記の事例では、結局犯人の特定には至らず、Exnessやbitwalletからの補償もなかったとしています。海外FX業者によって、セキュリティ対策や不正アクセス時の対応は異なります。海外FX業者を利用する際は、セキュリティ対策を導入しているブローカーだからといって、安心するのではなく、トレーダーもセキュリティに対する意識を高めることも重要です。ユーザーができるセキュリティ対策ユーザーができる不正アクセスを防ぐためのセキュリティ対策として、以下などが挙げられます。パスワードの使い回しを避ける二段階認証を設定するメールなどにあるURLを鵜呑みにしないパスワードの使い回しを避けるセキュリティ対策として、パスワードの使い回しは避けた方がよいでしょう。例えば、複数の証券口座で同じパスワードを使い回ししていた場合、ある一つの証券口座のパスワードが流出するだけで、他の口座も不正アクセスされる可能性が高まります。また、パスワードは複雑かつ強固なものにする、定期的にパスワードを見直す、パスワード管理ソフトを利用する、といったことも重要な対策となります。二段階認証を設定する二段階認証の設定も、セキュリティ対策として重要です。二段階認証を設定しておくことで、仮にIDやパスワードが盗まれてしまった場合でも、不正アクセスを防げる可能性が高まります。利用するサービスによって二段階認証の仕組みは異なりますが、SMS認証、メール認証、認証アプリなどで二段階認証を行うケースが多いです。メールなどにあるURLを鵜呑みにしないフィッシング詐欺に遭わないためには、メールやSMSなどに記載されたURLを鵜呑みにせず、常に疑う姿勢も大切だといえるでしょう。送られてきたメールなどに少しでも違和感があった場合、送信元メールアドレスや、添付されたURLのドメインなどを確認するようにしてください。また、サービス公式からお知らせメールなどが届いた場合でも、添付されたリンクはクリックせず、公式サイトや公式アプリから確認するように癖づけることで、フィッシング詐欺被害を未然に防止できます。仮想通貨業界ではより高度な手法も仮想通貨(暗号資産)業界ではフィッシング詐欺に加え、SNSを使った広告や、インフルエンサーになりすましたアカウントを使った詐欺なども横行しています。また、詐欺師が企業の採用担当者を装い、求職者に偽のビデオ会議アプリをダウンロードさせ、マルウェアに感染させるといった高度な手法も報告されています。このように近年は詐欺の手法も多様化しているため、ユーザー個人個人がセキュリティ意識を高めていく必要があるでしょう。早急なセキュリティ対策が必要かテスタ氏の証券口座乗っ取り被害を受け、各社にセキュリティ対応を求める声が大きくなっています。一部では証券会社だけでなく、政府レベルでの対応を求める声も見られるなど、SNSでは様々な意見が飛び交っています。4月末時点で67社もの証券会社が指紋や電話番号などを使った「多要素認証」必須化方針を示すなど、セキュリティ強化に向けた具体的な動きも見られます。今後、一連の不正アクセス問題を鎮静化していけるのか注目です。
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