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ドローダウン

読み方 どろーだうん

ドローダウンとは、資産運用の損益グラフにおいて、最高値をつけたところからの下落率やその金額のことをいいます。例えば、資産が最大1,000万円まで増えていたところから800万円まで、差額としては200万円落ち込んでしまった場合、1,000万円に対する200万円ということで20%のドローダウンと表現します。

最大ドローダウン

損益グラフの中で最も下落幅が大きいドローダウンを、最大ドローダウンと呼び、資産運用計画を立てる際に重視されます。

ドローダウン

ドローダウンは、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)のエキスパートアドバイザ(EA)などの自動売買プログラムのバックテストにおいても重要視されます。一定期間内の最大ドローダウンは、実際の運用で発生する可能性のあるリスクの度合いとなるからです。例えば、バックテストの結果「最大ドローダウン30%」となった場合、連敗したり、一度に大きな損失を出したりして証拠金が最大で30%減少する期間があったということであり、これと同等のドローダウンは起こり得るものとして運用する計画を立てる必要があります。

point 最大ドローダウンが小さいと安定運用できる

最大ドローダウンが小さいことは、一度に大きな損失が出ていないことを意味します。小さな勝ち負けを繰り返して資産総額があまり増えない場合もありますので、最小ドローダウンが小さいからといって必ずしも運用成績が良いとは限りませんが、大きな損失が出ないということは、安心して運用できるというメリットがあります。


Date

作成日

2021.03.03

Update

最終更新

2023.09.25

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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